顎関節症と耳鳴りについて

Q.2~3年前より1日中耳鳴り、雑音が聞こえます。
その為なのか健康診断の耳の聞こえの検査で高音が聞こえません。
仕事がら右側に頭を傾けて仕事をしている時間が長く、首から肩にかけての凝りも酷く、時々口を開けると「パキン」や「ゴリゴリ」等と音がなります。
マッサージや整体に行っても、耳鳴り(雑音)は無くなりません。
一度診察をした方が良いのでしょうか?

A.2~3年前から耳鳴りでお困りのようですね。
耳鳴りは耳鼻科でもなかなか原因か分からなく厄介な様ですが、ストレスが一番原因のようです。

歯科的には顎関節症の一つの症状として挙げられていますが、はっきりしたメカニズムは解明されておりません。

顎関節を構成する関節窩にに対する下顎頭の位置がずれている場合に耳鳴りを生じる事があります。

しかしそれは両耳が同時に耳鳴りを起こす事は無く、片方の耳だけに限られます。

どのような時に生じるかと言いますと、顎関節を構成する側頭骨の下顎窩と下顎頭との間にクッションとなる関節円板が有りますが、下顎骨の前方に存在する歯列の状態により、噛み合わせに異常を生じる結果、関節円板の位置に影響を与えます。

特に円板が前方に転移すると、下顎頭は後方に押し付けられ耳の方向に圧迫されてしまいます。その結果耳に異常が出ると考えられます。

その一つの症状が耳鳴りです。

歯科的に対応する場合には原因となる噛み合わせの診断を行う必要がありますが、これは誰でも出来るという技術では有りません。

特別に勉強した歯科医師によって診断を行う必要があります。

また、一日中頭を右に傾けてお仕事をされているとの事ですが、このような場合には下顎も右側に牽引されますから、右側の耳鳴りが出ても不思議ではありません。

マッサージや整体ではなく、一度耳鼻科で検査を受けては如何でしょうか?

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