歯の治療Q&A
かぶせた金属でアレルギー反応
名医が答える40歳からの医学相談特集というのが家庭画報で特集され、当院顧問の稲葉繁先生が、歯科の部門の名医代表 として、回答しました。
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Q.かぶせた金属でアレルギー反応が出てしまった(42歳・男性) |
A.ある種の金属に対するアレルギーの疑い。まずはパッチテストを(稲葉繁先生・高齢者歯科)
歯の治療に使う材料には金属、合成樹脂、陶材など、さまざまなものがあります。
お口の中は酸性やアルカリ性の食べ物や、熱いもの冷たいものなどが入るという過酷な条件にあります。
そのためできるかぎり安全なものが使われなくてはなりません。
歯に詰め物をしたとのことですので、どのようなものかわかりませんが、ある種の金属によるアレルギーが疑われます。このような場合にはどの金属によるアレルギーであるかを特定しなければなりません。
その方法にはパッチテストがあります。歯科医院で行っているところもありますが、大きな病院の歯科や歯科大学の付属病院ならどこでも行っていますので、受診してみたらいかがでしょうか。
金属はだ液などにより少しずつ溶出しますので、これを飲み込むことににより皮膚に湿疹がでることもあります。特にニッケルの場合にはこのようなケースがしばしばみられます。
日常生活でブレスレット、指輪、イヤリングのように直接肌に触れるようなものを身に付けたとき、湿疹を生じた経験がありましたか。
はじめてピアスをするときには金のピアスで行わないと化膿したり、湿疹がでたりすることを多くの人が知っています。
最も安全な金属は金や白金などの貴金属です。
口の中から全身に回るわけですから安全なものを使いたいものです。
一度詰め物を行いアレルギー反応を起こした場合、そのまま放置しても治ることはありませんから、その詰め物を取り除いてもらい、ほかの安全なものに替えてください。
更に、だ液を介して金属イオンが溶解したり味覚が変化しますので、同一の口の中には異種金属のものは使わないようにしてください。





