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入れ歯について

インプラントに躊躇した経験ありませんか?

歯を失った際に行う治療の主流はインプラントという傾向にありますが、高齢者の多くが他に病気をもっていること、歯周病がある、骨粗鬆症で顎の骨がもろい、などインプラントで治療ができない場合があるのも事実です。
それらをすべて解決できるのが、ドイツで開発された「テレスコープシステム」です。
ドイツの授業ではすでに日本の保険で使われている歯にかける金具(クラスプ)は大学の授業からもはずされています。

保険適用の入れ歯のデメリット

健康保険が使える部分入れ歯は、失われた歯の両側にある健康な歯にクラスプというバネを掛けて、その弾力を利用して付けたりはずしたりするタイプです。保 険が適用になるので利用されますが、食べ物を噛んだときクラスプ(バネ)を掛けた歯に圧力が加わるので、長期間使用すると、その健康な歯までグラグラに なってしまう可能性があります。
ドイツを始めとする先進国では、このクラスプ式の入れ歯は一切使われていません。

硬い肉やパンを好む国民がどのような入れ歯を使っているのでしょうか?

実は入れ歯先進国ドイツでは「テレスコープシステム」という方法で対応しています。 ドイツではたくさんの種類のテレスコープシステムの中から、歯の欠損した部位に応じて患者様に合った方法を選択することができます。
テレスコープの入れ歯の歴史は100年以上あり、その間ずっと改良・進化し続けて現代に至っているため、非常に精密で歴史のある入れ歯として高い評価を得ています。

ドイツ式の入れ歯/リーゲルテレスコープ

失った歯の代わりをするもの

歯を失ってしまった場合の代替方法には、先にあげたクラスプを使用した入れ歯以外にも幾つかの種類があります。
①ブリッジ
失った歯の両側にある歯を削り、橋を架けるように人工の歯を被せます。
②インプラント
インプラントと呼ばれる人工の歯根を埋め込み、その上から人工の歯を被せます。
③リーゲルテレスコープ
バネを使用しない入れ歯で、残っている歯に冠を被せ、その上に外冠を被せる二重構造です。それに固定のための維持装置を付けます。

リーゲルテレスコープの技術の高さは、稲葉歯科医院顧問、稲葉 繁が、ドイツから初めてリーゲルテレスコープを日本に紹介してから既に31年が経った今も、当時治療した患者さんの入れ歯がしっかり使われていることで証 明ができます。稲葉はこの31年の間に、リーゲルテレスコープを用いた治療を1,000症例以上、行って参りました。

リーゲルテレスコープとは

日本と同じ、手先が器用な職人の国として知られるドイツでリーゲルテレスコープは生まれ、当医院の顧問である稲葉繁によって初めて日本に紹介されました。専 門の技工士がオーダーメイドで作るもので保険の適用外になるため費用はかなりかかりますが、バネを掛けずに済むので土台となる健康な歯に負担を掛けること がありませんし、見た目もきれいです。また、非常に精度が高く口のなかにしっくりと収まるので、装着時の違和感やストレスをまったく感じさせません。ヨー ロッパでは城主が注文するといわれているほどのハイクオリティな入れ歯で、メインテナンスをきちんと行うことにより20年以上は持ちますので、長い目でみ れば却ってコストの安い入れ歯といえます。

手で取り外しができるぐらいの接着力のマグネット式部分入れ歯は、食べ物をすりつぶす力で簡単にずれてしまい、物が噛めないことがあります。
リーゲルテレスコープは、入れ歯の中に小さな鍵のようなものが取り付けてあり、その鍵の開閉によって着脱しますので、食べ物をすりつぶす力ではけっして外れることはありません。

*稲葉繁先生が過去に出演した日本テレビ番組「ご存じですか?」のビデオをご紹介しています*
番組では、先生から「歯と口のリニューアル」についての提案と、リーゲルテレスコープを使用されている患者さんの感想などがご覧になれます。
→稲葉繁先生の出演番組「ご存じですか?」ビデオ放映を見る

リーゲルテレスコープの症例(稲葉繁先生による)

入れ歯がすぐに壊れてしまい食事をすることが出来なくなってしまって、 非常に困って来院された患者さんの例です。
上の歯は前歯だけしか残っていなくて簡単な歯が入っていました。問題は下の歯で、前歯のすり減りが激しく、後ろの歯は極度に骨が吸収されており、とても難しい症例でした。

とりあえず、今使っている歯を補強して修理をしました。咬み合わせの平面もずれていたため左右対称にそろえました。上の歯も仮の歯を入れたところです。この時点で患者様は咬めることに非常に喜ばれました。

ワックスで模型診断をしたあと、上下の歯をリーゲルテレスコープで治すことになりました。下の写真は精密な型取りをしたところです。

出来上がった上の歯です。
鍵(リーゲルレバー)が閉じている状態(左)と開いている状態(右)。
指で簡単に開閉することができます。閉じると舌で触っても全くわからなくなります。取り外しが出来るブリッジのようなイメージです。

下の歯のリーゲルテレスコープです。
鍵が閉じている状態(左)と開いている状態(右)。

歯の部分はセラミックで作ったため、審美的にもとてもきれいに仕上がりました。
お口の中に入れると、金属の部分は見えなくなります。