歯を治したら顎が痛くなってしまいました

Q. 2年間かけて歯の治療をしました。上は残っている歯に金具をかけた部分入れ歯を作り、下の歯は神経の治療をして銀歯を被せたのですが、治療が終わったら今度は顎の具合が悪くなってしまいました。顎の関節付近に、食事のたびに痛みを感じます。顎を大きく開けるとジョリジョリといった音が鳴り、気になります。毎朝、首の周りが硬くなり、腕も上げづらい状態です。頭痛も頻繁にあります。家族からはいつも疲れた表情をしているといわれています。もしかしたら、入れ歯が合っていないことが原因なのでは、と不安に思っています。

A. 「顎が大きく開けない」「顎関節付近が痛い」という症状を訴え、さらに詳しい問診にて「首筋がはる」「肩がこる」「腰が痛い」「手足がしびれる」「耳鳴りがする」「偏頭痛がひどい」というような症状をもつ50~70代の患者様がとても多いです。

顎関節症は顎付近の痛みを訴えたり、口が開かない、顎が大きく開けないといったもので、従来20代・30代の若い年齢の方に多い症状とされてきましたが、最近、50代・60代の顎関節症が急増しています。50代・60代の方の顎関節症の原因はほとんどが、入れ歯による噛み合わせやバランスが合っていないことに起因していると思われます。

噛み合わせやバランスを整えるためには、上下の歯型が体の真ん中に対して対称であるか、噛み合わせの器械をつけてから診断し、それに合う入れ歯を製作することが大事だとされています。しかし、従来の保険の入れ歯は、噛み合わせのバランスがとれておらず、そのような入れ歯で無理をして食事をし、顎の症状がさらに悪化することがしばしば見受けられます。

稲葉歯科医院では、諸外国で最も進んでいるドイツの入れ歯「リーゲルテレスコープ」を用いることで、噛み合わせの平面を左右対称にしっかり作ることができます。顎関節症の患者様に最も有効な治療です。治療後は、入れ歯であっても、もともと歯があったときと同じ平面に戻すことでバランスも良くなり、顎関節の痛みやそれに付随する「肩こり」「耳鳴り」なども消えていきます。

まずは噛み合わせのバランスが合っているかどうかを調べる必要があると思います。

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