2011年11月 K様 女性 精神的苦痛から解放されました

14年前、突然耳鳴りが始まりました。周りにも耳鳴りがする人が多く、あまり深く悩まないでおこうと自分に言い聞かせましたが、だんだんひどくなる一方。私の耳鳴りの特異な点は他人にも聞こえることでした。電話を通して雑音のように相手に聞こえたり、家族が私の耳のそばに来るとシュワーシュワーと。

紹介でK大学病院の耳鼻科で診察を受けましたが、訴えれば訴えるほど精神的におかしいんじゃないかと疑われ、話を聞いてもらえませんでした。さらに、検査のときはあまり耳鳴りがしないということも悩みでした。今でも忘れられませんが、突然とシュワーシュワーがひどくなり、それまで順調だった検査が途端におかしくなったことがあります。検査の人が「まじめにやっていただけませんか?」とため息をつきながらおっしゃるので、立ち上がって「私の耳鳴りを聞いてください」と言って近づくと、恐怖の顔で「お座りください」と大きな声で怒鳴られ呆然としました。

それから脳神経外科に回され、脳内出血と言われ、入院の用意をして満床のため自宅待機。そんなとき、友達がもう一度診てもらったらと脳外科の先生のところへ連れて行ってもらい、結局脳に異常なし。J大学病院の耳鼻科を紹介してもらい、またまた検査。気のせいじゃないか?動脈瘤じゃないか?結局、原因不明。定期検査の必要ありで終了。

その間にも特に夜の耳鳴りがひどくなり、横になると頭蓋骨に反響して、処方された睡眠薬も効かず座って寝ていました。このまま飛び降りると楽になるだろうなあと、精神的に本当におかしくなってきました。

最後に行き着いたのが稲葉教授でした。
私の話を聞いてくださり、この音じゃない?とドップラーという器械から出てきたあのシュワーシュワーの音。本当にあのときはうれしかったです。ようやく私の耳鳴りを信じて診察してくださるドクターに出会えたと。

それからは、私の噛み合わせを調節するための治療。マウスピースをつけて寝たり、親知らずを抜いたり。耳鳴りが途切れだし、徐々に音も小さくなり、今ではまったくなくなりました。本当に本当に感謝です。

オーストリアに住んでいたときのホームドクターは「私はあなたの痛みはわからないので、あなたから聞くしかない。できるだけ詳しく正確に話してください」と言われました。

私があのとき稲葉教授にめぐり合っていなければと思うとぞーっとします。たぶん眠れなく、誰にも理解されず自殺していたと思います。ドクターはもっともっと患者さんの話を親身になって聞いていただきたい。

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