2017年9月 6日

稲葉歯科医院の顎関節症治療方法は、シークエンシャル咬合理論に沿った治療方法と一緒ですか?

Q.稲葉歯科医院の顎関節症治療方法は、シークエンシャル咬合理論に沿った治療方法と一緒ですか? 
ドーソンの咬合理論に基づいて、矯正で治すという歯科医院も訪れましたが、いかがなものでしょうか。

(こちらのご質問に関しては、当院顧問稲葉繁先生に回答をお願いいたしました。)

A.最初にスラビチェック教授が提唱しているシークェンシャルオクルージョンいわゆる順次誘導咬合は人の歯列が最初に出来る上下の第一大臼歯の噛み合わせから前方へ順次に側方運動で誘導させ、最後に犬歯誘導させる咬合を作る事を目的にしています。

従って多くの場合にはそれとは異なっている事が多いため矯正治療が必要になってきます。

その治療のために詳細な歯列の分析と治療方針決定のために機能的咬合分析が必要となってきますのでCADIAXという機械を使用します。

そのデータをもとに矯正治療を行い最終的にシークェンシャルオクルージョンに仕上げます。
そのため治療期間も長く、顎関節症の治療が目的ではありません。

一方ドーソン先生が特に重要視している事は顎関節の位置の問題です。

即ち関節窩の中で下顎頭が本来あるべきところにあるか否かということです。

顎の位置には顎関節を構成する側頭骨の関節窩に対し下顎頭が中心位にあり、さらに上下の噛み合わせと調和しているかという事が最も大切であるという事です。

そのためにドーソン先生の独特なテクニックがあります。

いずれにしてもこれらの先生の共通点はバランスのとれた咬合を作りあげることです。そして顎口腔の健康を維持させることです。

そうすれば顎関節症の治療に繋がって来るというのが目標となります。
従ってこれらの二人の先生の共通点は顎関節症の治療が目標では有りません。

私は現在40年以上に渡り顎関節症の治療に取り組んできましたので独自の方法で行っております。その治療方法は各人で違います。

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基本的には十分な問診の上確実な噛み合わせの分析を行い、その結果症状に応じた治療方針を立てて治療を行っていきます。

何年間も口が開きにくければマニピュレーションを行い、顎関節の位置を正常に戻して口を開くようにしたのちに咬合診断の結果に従い治療します。

多くの場合咬合調整を行い治癒に結びつけます。

各人で治療は違いますので、ご自身に合った方法を選択されるのが良いと思います。

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姿勢が悪いのは顎関節症と関係がありますか?

Q.口が大きく開きません。常に顎のまわりや首の付け根の筋肉が凝っています。歩いている時も、いつも原人みたくお尻をつきだしたような歩き方をしているのですが、顎関節症と関係があるのでしょうか。

A.顎関節症の患者様の姿勢は、前かがみ、前傾の方が非常に多いです。
胸鎖乳突筋は、胸骨と鎖骨から、側頭骨の乳様突起に付着している重要な筋肉です。

顎関節症の方は筋肉のバランスが崩れ、正常なバランスが取れなくなってしまってる場合が多いです。
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通常は斜めに走行している筋肉ですが、8キロの重さがある頭を支える胸鎖乳突筋をまっすぐに立てたほうが楽なため前傾姿勢をとります。

乳様突起は首を支える大きな筋肉胸鎖乳突筋の付着部です。首を回す筋肉でもあるので、この部分に緊張があると、首を回すことがつらいです。

また、筋肉のこわばり、眉間やこめかみが引っ張られ、表情筋も常に緊張します。

顎関節症により、お顔のシワも深くなってしまった。
なんてことも起こり得ます。

目や耳にも緊張を起こす場合もあります。

顎関節症は、単純に顎だけの問題ではなく、このように全身に影響を及ぼす可能性があります。

口が大きく開かない事による筋肉の緊張が、姿勢も悪くしてしまうことは容易に考えられます。

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ほんのわずかな噛み合わせの不調和が原因となっている場合も多いため、歯科医院で噛み合わせの診断や治療を行うことをおすすめします。

当院では、無料相談も行っておりますので、ご連絡いただければと思います。

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左右の頬の大きさがあきらかに違い、悩んでおります。

Q.歯ぎしりやくいしばりをしていると、家族から指摘されました。それが原因なのか、左右の頬の大きさがあきらかに違い、悩んでおります。
歯ぎしりを治す方法はありますか?

A.右と左で頬の大きさがあきらかに違う場合、歯ぎしり、くいしばりによる咬筋という筋肉が肥大している可能性が高いです。

咬筋とは閉じる時に使う筋肉です。

よって、口を閉じてゴリゴリと歯ぎしり、くいしばりを行っているために、片方の頬の咬筋という筋肉が発達してしまっているのだと思います。

* 口を閉じるときに使う筋肉(閉口筋):咬筋、側頭筋、外側翼突筋(上頭)、内側翼突筋

* 口を開けるときに使う筋肉(開口筋):顎舌骨筋、オトガイ舌骨筋、顎二腹筋、外側翼突筋(下頭)

歯ぎしりやくいしばり、口を閉じる時に使う筋肉は、咬筋のみでなく様々な筋肉に影響を及ぼします。

咬筋の痛みと同時に下顎骨筋突起に付着している側頭筋もひっぱられていることが多く、たびたび側頭筋の片頭痛がみられます。

反対に、口が大きく開かない場合(クローズドロック)は口を開ける筋肉の痛みを伴います。
顎二腹筋(顎の下の筋肉)がいたくておさえてる方がとても多いです。

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このような症状のほとんどは、噛み合わせが原因とするところが非常に多いです。

被せ物や詰め物の不調和、または親知らずが噛み合わせのバランスを崩すことによって起こる場合もあります。

治療方法は、ひとつではなく患者様によって原因も異なるため、噛み合わせの診断を行い、最適なバランスがとれるように調整を行います。

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整体や接骨院では、おおまかなバランスを整えるため一見良くなる傾向にありますが、根本的な原因は大変細やかな噛み合わせにあるため、原因を探し出し調整できるのは歯科医院でしか治療ができないと思います。

当院では無料相談も行っておりますので、よろしければお問い合わせください。

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